「どういう事だ!」目疑う市長、合併勉強会で…
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140409-OYT1T50071.html

 茨城県のつくば、土浦両市の「合併についての勉強会」に、
つくばみらい、守谷、かすみがうら、石岡4市のオブザーバー参加が決まった。
 つくば、土浦市はあくまで両市のみでの合併を模索する立場を崩しておらず、
オブザーバーの4市には勉強会での発言を認めない条件を突きつけた。
4市にも温度差があり、県内初の中核市誕生を巡って今後の動きが注目される。

 「これはどういう事だ!」
 昨年12月28日、つくばみらい市の片庭正雄市長は、
つくば、土浦両市長が県内初の中核市を目指し、
合併に向けた勉強会を発足させる新聞報道に目を疑った。
 3市を含む県南地区14市町村の首長は、県南地方総合振興協議会を組織。
政令指定都市を目指した広域合併に関する勉強会も開いていたが、
つくば、土浦のいずれの市からも、つくばみらい市に「合併についての勉強会」発足の事前連絡はなかった。

 前日の27日の記者会見。つくば市の市原健一市長は勉強会を「大きな一歩」と位置づけ、
土浦市以外との合併に「時間がかかる」と否定的な見解を示した。

「どういう事だ!」目疑う市長、合併勉強会で…

今年2月12日に開かれた同協議会では、この勉強会発足が問題視された。
 片庭市長は、つくば市の岡田久司副市長と土浦市の中川清市長に
「なぜ他の自治体に声を掛けないのか。参加させてもらいたい」と詰め寄った。
中川市長は、「申し込んでもらえば参加できるんじゃないかな」と答えたという。
 これを受け、つくばみらい市など4市の市長が申し合わせ、
同19日、勉強会への参加を打診。オブザーバー参加が了承された。


まっぷる茨城 水戸・つくば'14-'15
まっぷる茨城 水戸・つくば'14-'15