福岡県久留米市は、市企業局が販売する缶入り水道水「くるめ銘水 放光寺 筑後川のめぐみ」が、
国際的な品評会「2014年モンドセレクション」で金賞を受賞したと発表した。
水道水が金賞を受けるのは九州で初めて。

市によると、水道水は筑後川で採水し、放光寺浄水場で活性炭を使って浄化処理。塩素を抜いた上で、
大分県の業者が490ミリ・リットルのアルミ缶に詰めている。
缶入り水道水は元々、災害に備えて作っていたが、昨年4月から一般にも販売。
同11月、「安全、安心なおいしい水をPRし、普及にもつなげたい」として品評会に応募した。
審査は、味のほか、缶のデザイン、衛生状態なども対象となった。
市は「筑後川の水は軟水で、ミネラル豊富でまろやかな味が評価された。飲料メーカーにも売り込みたい」
と喜んでいる。

缶入り水道水は毎年約3万5000本を製造し、市役所売店や道の駅くるめなどで1本100円(税込み)
で販売。一部は災害用に備蓄し、イベントで配布もしている。

2014年04月23日 14時49分 Copyright c The Yomiuri Shimbun
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