愛媛FCは23日、J2第9節の京都サンガF.C.戦で、韓国の南西部沖で発生した大型旅客船「セウォル号」沈没事故の犠牲者に追悼の意を表し、喪章を着用して試合に臨むことを発表した。

 両チームに在籍している韓国籍選手の申し出に、両クラブが賛同。当日は選手およびスタッフが喪章を着用する。

 愛媛に在籍する韓国籍3選手は、クラブ公式HPを通じて、それぞれ以下のようにコメントしている。

FWムン・ドンジュ
「幼い子供達が犠牲になりました。あまりにも残念で、悲しいと言う言葉しか出ません。心から哀悼の意を表すことしかできないことが惜しいです」

DFキム・ミンジェ
「あまりにも悲しくて残念です。遺族の方々へ、心から深い哀悼の意を表してご冥福をお祈りします」

DFハン・ヒフン
「このような事故が起き、とても心痛く、残念です。この事故の関係者すべての人たちのことを考えるととても気がかりでなりません。1人でも多くの生存者が見つかり、家族のもとに戻れることを願っています」

 試合は、26日に西京極スタジアムで行われる。

http://news.mynavi.jp/news/2014/04/23/460/