いまだ救出されぬまま不明となっている人たちの無事を、国境の島から祈ります。

韓国で起きた旅客船の沈没事故で、行方不明となった人たちの無事を願う、
黄色いリボンが、対馬市で掲げられています。 

対馬市厳原町の商業施設「ティアラ」です。施設内のあちらこちらに掲げられた黄色いリボン、
その数は、100本を超えます。リボンには「『セウォル号』の遺族の方々に、謹んで弔意を表します」と、
書かれています。韓国で起きた旅客船の沈没事故は、発生から10日あまりたった今も、
100人以上が、安否不明のままです。歴史的にも、そして現在も韓国との交流が続く対馬から、
行方不明者の無事を祈ろうと、施設の関係者が呼びかけ、黄色いリボンが掲げられています。

呼びかけ人・小宮教義さん「対馬が、昔から韓国と結びつきがある、その心が届くよう、
リボンをさせてもらった」 訪れた韓国人観光客も、リボンの存在に気づき、感謝の言葉を残しています。

韓国人観光客「ありがとうございます、カムサムニダ」また、韓国に帰ってからも祈りをささげてもらおうと、
施設の従業員が折った折鶴も、おかれています。あすからは、客にも呼びかけ、特に不明者と年齢が
近い高校生にも、メッセージと共にリボンを掲げてもらい、一日も早い、不明者の救出を祈ることにしています。

http://www.ktn.co.jp/news/


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